パソコンに向かって、「どんな自分史を書こうか」と構想をまとめようとするが、うまくいかない。
自分史つくりに取りかかった人の多くが、この「自分史のまとめ方」という難問にぶつかることになるでしょう。
プロの小説家でも、小説のタイトルと大まかなストーリーだけは漠然と決まっている状況で、中身を具体的にどうまとめればよいのか考えあぐねることはよくあります。
ではこのような状態に陥ったときにどうすればよいのでしょうか。
まず、自分がどのような形式の自分史をつくりたいのかを明確にしてみるとよいでしょう。
体験記風に書いていきたいのか、そうではなく気軽に読めるエッセイ風に表現したいのか。
あるいは、写真をたくさん使い、ビジュアルで自分の人生を伝えたいのか、要するに最初に外枠を決めてしまうわけです。
外枠を決めることによって、中身のまとめ方のイメージがよりはっきりとしてくるでしょう。